とことん笑いをとるデートもたまにはオススメです
知り合いの男性は元芸人さん。今では真面目に就職してサラリーマンとして働いているが、「芸人魂」みたいなのが、まだまだみなぎっているのは周知のこと。「あぁ、人を笑わせてぇー!」そんな衝動にかられる彼。「俺、頭おかしいのかな? とにかく笑わせてー」なんてお笑いエネルギーが飽和しそうなとき、彼はデートでそのエネルギーを使うんだそうです。まず、女の子を誘います。「ちょっとさ、ドライブデートしない?」彼女は快諾してくれます。「ちなみに、好きな芸人さんっている?」「えっと、バナナマンです」「お、いいね」彼がデートをする女性の好きな芸人を聞くのは礼儀だといいます。「その女性のお笑いセンスがわかるからね」そう言います。「このくらいふざけても大丈夫だろうなっていうのがわかるんだ」そうとも言っていました。そして、ドライブデート当日。迎えに来た彼を見て、彼女は笑います。「え、なになに、その格好」革ジャンにオールバック、サングラス。「ようこそナルシストドライブへ」そう言って彼女を助手席に乗せます。もうあとはほとんどがコントです。赤信号で車が止まるたびに、彼はバックミラー前髪をチェックします。すると、彼女は爆笑。そもそも、車のシートもめちゃくちゃ後ろに倒れています。その姿にも爆笑。さらにトレンディードラマの主題歌を突然流して熱唱。こうして彼のお笑いエネルギーは費やされるのです。こんなふざけたデートですが、ちゃんと彼は考えています。「まず、第一印象ね。引かれずに笑ってもらう、このレベルが難しいわけ。女性によっちゃ、引いて逃げるように帰っちゃうからね。これはギャグですよっていうのを一瞬で伝えるのはプロの技でしょう! マジでナルシストだって思われたらこっちも恥ずかしいしね」「あとは、もちろん革ジャンを脱いだら普通の私服ね。こんな格好でレストランに行ったら、彼女から笑顔は消えちゃうからね。コントも30分くらいが目安かな。それ以上だと俺は楽しいけど彼女は笑ってくれないことが多い」真似はできませんが、そのエンターテイメント心は参考になりますね。